住宅業界の専門紙「北海道住宅新聞」に当社のsococoの記事が掲載になりました。ありがとうございます。
記事内容は以下のとおりです。
北海道住宅新聞の許可を得て、記事を掲載します。
秋田県で札幌の規格住宅が好評
大仙市・村上工務店 SOCOCOモデルハウス公開
秋田県南部の大仙市で3代続く工務店・有限会社村上工務店は、札幌の工務店・株式会社三五工務店が開発した企画型住宅「SOCOCO(そここ)」を導入し、JR大曲駅に近いニュータウンにモデルハウスを建設。11月4日と翌週末に初の完成見学会を開催し、SOCOCOの購入問い合わせや注文住宅のプラン依頼など大きな反響を得て、力強い手応えを感じている。
村上工務店・現社長の村上満氏は、2000年に自宅を高断熱・高気密工法で建築。そこで気密化工法を学ぶとともに、従来の工法と高断熱・高気密の違いを身をもって体感した。以来、高断熱・高気密住宅だけを紹介受注のみで建て続けてきたが、研修で訪れた札幌で三五工務店を知り、大工の技術を活かす工務店らしい規格住宅を見学してその考えに共鳴し、1年がかりで土地を用意してモデルハウス公開までこぎつけた。
SOCOCOはコンパクトな総2階で、狭小地や北向きなど最近の土地事情にあわせた企画型住宅。商品名は「そこかしこ」で建てられるというコンセプトに由来する。
ポイントは、間取りを8つのパターンから選べること。玄関の位置は敷地に合わせて北入り・南入りを選べ、LDKとユーティリティの配置を1階と2階で自由に組み合わせられる。建物の構造にカラマツ材、仕上げに下川町産カバ材フローリングなど地場産材を採用したナチュラルなインテリアがもうひとつの特徴。村上工務店は今回、構造材に秋田杉のムク材を使用した。企画型なので、注文住宅に比べ価格も抑えられる。
村上社長は建て方の段階で大工を連れて三五工務店へ出張。三五工務店側は設計、工事管理、大工が村上工務店を迎えて、打ち合わせと確認を終了した。
モデルハウスの手応えについて村上社長は「必ず評価いただけると考えて取り組んだが、お客さまの反応は予想を超えていた。モデルハウスを見学してその場で購入を決めてくださったお客さまもおり、1年間がんばってきた甲斐があった。これからも自分のペースで、お客さまに新しい価値を伝えられれば」と抱負を語る。